Research

> 2025.04.01

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キーワード

「物語理解」「言語と身体」「アレキシサイミア」「対人コミュニケーション」「介入」を中心に研究を推進しています。心理学的実験・調査を中心として、自然言語処理や脳画像撮像、生理反応計測などの技術を取り入れながら、人が生涯を通じて自分自身の感情とどう向き合い、その感情を他者と共有し、唯一無二の関係性を構築していくのかというメカニズム解明を目指しています。物語や言葉の持つ力が人々の人生をより豊かにしていく可能性を探求することが、私の研究の原動力です。

物語理解

物語を読んでいると、その世界を追体験し、まるでそこに自分がいるかのようなイメージを思い描くことがあります。私はこのような物語読解時の没入が、どのようにして生み出され、読者の感情体験を惹起するのか、そのメカニズムの解明を目指しています。特に、物語を通して体験する感情の変化が、共感性や他者理解力といった社会的能力の向上にどのように寄与するのかについて、視空間表象処理の観点から、認知心理学的研究を行っています。

主要業績
Hosokawa, A. & Kitagami, S. (2024). Visuospatial perspective-taking of a protagonist during narrative comprehension: The effects of task load and individual differences in visuospatial working memory. Frontiers in Psychology. https://doi.org/10.3389/fpsyg.2024.1379472

言語と身体

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アレキシサイミア

アレキシサイミアは「失感情症」とも呼ばれ、自分自身の感情に気づきにくい性格傾向を言います。感情に気づけず、自分の状態を言葉として表現できないことで、心身の不調を見落としたり、他者と情緒的な結びつきを形成しにくくなったりします。私は、「自分の感情を言葉で表現する」ことが、感情の認識や感情コントロールにどのように影響するのか、精神的健康および社会性の向上に役立てるための基礎研究に取り組んでいます。

主要業績
細川亜佐子・北神慎司(2023). アレキシサイミア傾向者の共感性に対する再評価方略の効果. パーソナリティ研究 . https://doi.org/10.2132/personality.32.2.3

対人コミュニケーション&介入研究

臨床心理士・公認心理師として、精神科病院で発達障害のアセスメントやデイケア業務を行う中で、対人コミュニケーションの介入研究にも携わってきました。具体的には、病院や企業との連携を通じ、発達障害のある方々を対象としたSST(ソーシャル・スキル・トレーニング)の効果検証を実施しました。

主要業績
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